日本アイソトープ協会滝沢研究所に研究用放射性廃棄物処理新工場を建設し処理することに反対する要請
昨日(7/26)に滝沢村に要請書を提出しました。
以下です、私は昨日はいけませんでした。
2004年7月26日
滝沢村長
柳村 純一 殿
放射能汚染からふるさとの自然と子ども達のいのちを守る会
世話人 ○○ ○○ 岩手郡雫石町○○○○○ー○
日本アイソトープ協会滝沢研究所に研究用放射性廃棄物処理新工場を建設し処理することに反対する要請
盛夏の候、柳村村長におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて私たち守る会は去る4月6日に貴村を訪問し、日本アイソトープ協会滝沢研究所に研究用放射性廃棄物を搬入、処理する計画に断固反対する要請をいたしました。ところがその後、この計画について何の情報公開もないままに、計画受け入れを盛り込んだ滝沢村議会調査特別委員会報告がなされ、たいへん遺憾に思っております。この問題については二十数年前の現在のRMC建設計画当初の村内外の住民を二分した安全性をめぐる議論、その結果としての深刻な地域内の確執、など非常にナイーブな面を内包していることから、貴村は決定に至る前に村内外の住民に十分な情報公開を行い、民意を反映することこそが大事と考えます。去る7月19日、計画に対する住民の疑問、不安を出し合い話し合おうと、実行委員会が結成され、協会からも人を迎えて公開討論会が開かれました。多くの疑問、質問が出されましたが、協会は終始、「国の排出濃度基準を守るのだから安全」と繰り返すばかりで、私たちの不安、疑問になんら答えるものではありませんでした。
今回の研究用放射性廃棄物の処理方法はほとんどが、焼却減容処理です。焼却したからといって放射能がなくなるわけでないのは、協会も認めており、フィルターを通す、というのですが、そのフィルターに果たして気化しガス化して出てゆく放射能がひっかかるのかどうか、きちんとした回答は得られませんでした。例えば持ちこまれる核種の中で量的にも多い炭素14(半減期5730年)やトリチウム(H3)(半減期12.3年)は焼却すれば放射性の水蒸気や炭酸ガスとなりフィルターを通りぬけて大気中に放出されることになります。考えようによっては焼却することによって、放射能を大気中に放出し、廃棄物を減容、無害化する施設といえなくもありません。要するに先の排出濃度基準と考え合わせれば、時間をかけ、薄めて環境にばら撒くということなのでしょうか。
また、平成10年6月に出された原子力委員会の「RI・研究所等廃棄物処理処分の基本的考え方について」において、半減期1年未満の医療用廃棄物についてのみは他の研究用と区別し、一定の減衰期間の後、処理するのが適当、としていますが、これはとりもなおさず、半減期の長い研究用は焼却処分をしてはいけないと読むのが妥当ではないでしょうか。そう読まなければ医療用のみ別扱いをする理由はありません。
以上、研究用放射性廃棄物の焼却処分についての疑問に協会は全く回答をしませんでした。最後に、会場から「同様の施設に対し、秋田県岩城町や岩手県安代町はなぜ断ったのですか」との質問が出ましたが、協会側がはっきり回答しておりましたので、付け加えておきます。
「リスクはあります。あっても他の理由によって受け入れるところと、受け入れないところがあるのです。」と。
全国に溜まっている研究用放射性廃棄物を焼却処分する施設ができることによる影響はすぐにはでませんが、でたときには取り返しがつきません。この美しい岩手に住んでいても、人々は将来に不安を持ち安心して暮らすことは出来なくなるでしょう。
以上のことに鑑み、私たちは次のことを再度要請いたします。
記
日本アイソトープ協会滝沢研究所が貴村に申し入れている研究用放射性廃棄物焼却処理新工場計画を断固拒否すること
以上


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