2005年が明けて間もなく、県内最大規模の産廃溶融炉の建設計画を知ったのは「しずくいしギャラリー」の新年ボーリング大会の懇親会の席だった。
よく聞いてみると、なんと家から風上に3kmの小岩井の防風林の隣接地、岩手山もよく見える自然豊かな森の中で24時間産業廃棄物を燃やすと言う。
この時点では町民には全く住民に知らされていない、開業予定は来年9月、1年9ヵ月後とわかった。
もし建設されたら来年9月からは施設の煙突からバンバン身体に悪いものが出て、この辺りの空気、土地は汚され、当然住民の健康は害されるに決まっている。
なんとか建設をやめさせないと、僕がこの地で暮らす意味がなくなる。毎日毒ガス吸って暮らすわけにはいかん!!僕の故郷ではないが我が家の子供たちにとってはここが故郷。冗談じゃない、ここの土地には愛着もある。
早めの住民反対運動が起こり、この半年間(7月中旬まで)は産廃反対運動を展開してきた。
3度の勉強会、世話役会、講演会、新聞にチラシの折込、環境アセスメント審議会の傍聴、町議会の傍聴、
2次署名の時は県庁に署名の提出にも行った。
知り合いの掲示板でお願いして600名以上の署名を集める事が出来た。
部落の総会でも話しをした。すべてはじめてのことばかりだったが、みんなでやれることはやって抵抗してきた。
3月、県のアセス審議会でアセス要の判定、4月頃からの小岩井農場の独自の署名集め(ゴールデンウィークには農場内での署名活動や関係会社への署名の要請等)の猛反対。
6月頃からは町会議員や町民の間で「マイトリー(自社の土地を持つ)は建設を断念した」という噂も聞こえるようになってきた。その頃には雫石の別の地域に計画が変更されたとの噂も聞こえるようになっていた。
7月14日に真相を聞こうと世話役会と町長との座談会を計画し、その席で町長本人から「あそこでの建設はない。また、南畑地域での建設の話もない。」とはっきり聞けた。
そこではじめて小岩井隣接地域に計画されてた民間の県内最大規模の産廃溶融炉の建設はなくなった事がハッキリした。
この半年間は今思えば短い間だったが、みんなで力を合わせ反対したらホントに来年9月から毒ガスを吸わなくてよくなったわけだ。
しかし、今現在、業者はアセスを委託し、調査中という。実際調査なんてしてないと思うし、県のアセス進行表にはいまだ記載させてる状況。宙ぶらりんの状態が続いている。
こう言うケースは初めてらしいと県関係者からの情報もあったがなんかおかしい。県の対応も遅い。町長が建設しないと言ってるのにおかしな話だ。
先週の世話役会で最近放映されたTV番組(噂の現場、TV東京)で神奈川の山北町エコループ計画の特集をみんなで観た。この計画は世界最大規模の産廃溶融計画。山北町町長もメチャクチャおかしな事を言ってた。住民の「町長への声」を見もしないで住民に突き戻したりもしていた。
雫石の場合はここまで酷くなかったけど、昨年8月雫石町長は山形で産廃業者と同じ日に同じ旅館に泊まっていた。町は2月頃まで産廃計画は民間なので計画内容については知らないというコメントしかしていなかった。町長に対する不信感は今でも残っている。
この産廃反対運動をしている【イーハトーブ雫石を守り、孫子の代まで残したいと願う町民の会】(略称:イーハトーブ雫石を守る会)は今後、産廃問題も含め、今回の産廃施設の周りの日本重化の跡地(県のお荷物になってる)90ヘクタールの有効利用にも運動を展開していく。
世話役会のML(メーリングリスト)「イーハートブ通信」を100号以上発行してきた代表のKさんの活躍なくして、建設を断念に追い込むことは決してなかったであろうと今ホントにそう思っている。
そのKさんが新しくこの関係のBLOGを開設されたきっかけに「サタンチュラBLOG」で「イーハートブ通信」の転載をバトンタッチする事になりました。
今後はML読者以外の方は新しく始まったKさんのBLOG 「岩手県雫石町より愛を込めて★★★★『イーハトーブ通信』 イーハトーブ雫石の風景を守ろう♪ 産業廃棄物溶融炉建設計画反対町民運動のこれから 」で拝読出来るようになります。リンクも貼りましたので、そちらもよろしくお願いします。
URL http://blog.goo.ne.jp/hanasato_1948/
まだまだ、マイトリーがアセスを正式に取り下げ、計画断念を発表するまで、この先どうなるかは誰もわかりません。世話役会のお知らせとか、何か事が起こればまだまだもちろん「サタンチュラ」でも取り上げていきます。
ゴミの問題は生きていく限り、切っても切れない問題です。ここでの建設がダメになったので「後は知らんふり」なんてこともない。これからも、自分と家族が自由に楽に暮らしていける様に。satan